空から見た摩耶花壇の遺構と虹の駅
(現在の解像力:80KB) (解像力2MBの画像へ)
GoogleMap による虹の駅付近の航空写真(2016年ZENRIN春版)
画面左上部に摩耶花壇の地下室の遺構が、中央にはロープウエイの、左端にはケーブルの「虹の駅」と管理棟が並んでいる。
摩耶花壇・背面 (1926年の開業当時?)
開業間もなく南西の丘陵から駅舎方面を背に写された建物の外観。
今は樹木に覆われて、この撮影ポイントから全容が見えないが、レストランの奥に設けたテラスの下部は、石段を通じて降りる地下室であった。 今はその基礎だけが残っている。 松林の上部にジェットコースターの軌道らしい影や、道向いにも洋風らしい建物(松?園)の一部が見える。
建物の老朽化に伴い、木造部分を解体して基礎部分だけが残ったが、ケーブル開通(1925)の翌年に、車道の無いこの地に如何に建築資材を運んだかの謎と苦労が偲ばれる。
テラスの風景 (昭和初期)
コンクリート造りの基礎のあったテラス。遠く海を見晴らす涼風の下40余名の宴席があった。
「旧制の工専(現・神戸大学工学部)を卒業して技術者となり大砲の銃身を製作していた頃、第3中(現・長田高)の同窓会を世話して、ここでスキ焼きをした」という先輩に出会った。(キャプション加筆 2016年6月7日)
摩耶花壇 東側の広場
摩耶花壇2階の渡り廊下から東に通じて 岩風呂があった広場(早春。某HPより転載)
建物敷地よりも数メートル小高いこの丘からは当時は常に、今では冬枯れの時期のみ木間から大阪湾が一望できる。